断熱性能UA値 【広報の視点から見るお家づくり】

2024.06.18
mitch.jpg

望月道隆

断熱性能UA値 【広報の視点から見るお家づくり】

ARCデザインワークス 広報担当の望月です。

突然ですが、住宅会社の広報って何する人?って思う人もいるかもしれません。

実際、私が携わらせていただいております業務は非常に多岐にわたりますので、なかなか説明が難しいのですが、

大切な業務の一つに「住宅/キママプラスの宣伝をする」という事があります。

まぁ当然といえば当然なのですが。

ここからが、今日のお話です。

キママプラスの宣伝をしていくには、様々な「データ」を取り扱います。

何が人気で、何が不人気か。お家を建てようとしている方々は、何を調べて、何を知りたいのか。

何を基準に住宅会社を選んでいるのか?

きっと、これから住宅を建てようとしている皆様が「知りたい」と思っているデータ、情報。

「本当はどうなの?」と思っているデータ、情報を各種取り揃えてございます。

そして、覚えておいて欲しいことが1点、

「データ」は嘘をつきません。

そんな「みんなが知りたいデータ」を持つ、広報担当の視点から、お家づくりのヒントになる情報を書いてみようと思います。

今日のテーマは「断熱性能UA値」です。

難しそうだから、いいや。ってページ閉じようとした方。

もうちょっとだけ、お付き合いお願いします。きっと、損はしません。

①UA値は、家の中から外に逃げる熱の量を示す数字です。

②UA値が小さいほど、家の中の暖かさが外に逃げにくく、家の断熱性能が高いことを示します。

③地域ごとに決められた基準値以下であれば、その家は「断熱性能が高い」と評価されます。

簡単にまとめると、この①〜③がUA値とは?の答えです。

ここで注目して欲しいのが③の「地域ごとに決められた基準値以下」という箇所です。

この地域ごとですが、日本の断熱区分は8つに分けられています。

静岡は多くが6地域に分類されており、基準値は0.87です。なお、5〜7地域は基準値は同じ0.87です。

ちなみに1地域が北海道で0.46、8地域が沖縄で、沖縄に至っては「基準値なし」という基準。変な基準ですね。

昨今、非常に「高断熱」「UA値」という言葉を聞くようになりました。

高断熱な住宅にすると補助金が出るからでしょうか?

でも、補助金はあくまでも「補助」なので、支払額の方が多くなるという事にみんな気付いているのかなぁ?

自転車に乗りたての頃には「補助輪」をつけると思いますが、前輪と後輪を外して補助輪だけで自転車に乗ることは出来ませんよね。

補助はあくまでも補助。

(最近、この補助金が凄いんだ!みたいなウソっぽい広告を見ると、個人的に腹立たしくなります。。。)

断熱性能が高いことは、良いことだと思います。冷暖房の効きが良くなるので、光熱費が下がるかもしれません。

ただ、私が持っている「データ」を基に考えると、多くの建物がオーバースペックではないだろうか?と思います。

エベレスト級の登山や南極観測に行くような人が着るダウンジャケットを、静岡県内の街中で着るようなものです。

正直、そこまで必要無いでしょ!?って思う住宅の広告をよく見ます。

そして、その建物の共通点は・・・「高額!」。

高いなぁと思って見ていると、「これだけの断熱性能ですから・・・」という説明。

UA値を最重要視されている方には良いのかもしれませんが、

個人的意見でも、「データ」を基準に考えて見ても・・・

もったいない。

と思ってしまう事があります。

適切な建物を適正価格で。

これが一番幸せな気がします。

その根拠は・・・

「キママプラスで建てたお客様皆さまが幸せそうだから。」というデータですね。

そう、「データ」は嘘をつきません。

当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目的に、Cookieを使用しております。詳細は Cookie Policy をご覧ください。
「すべてのCookieを受け入れる」をクリックすると、デバイスに Cookie を保存することに同意したことになります。

すべてのCookieを受け入れる